災害時にも慌てない! スマホでやるべき4つのこと

LINEやFace book、Twitterの上手な使い分にシニア世代へオススメの災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板サービスの使い方など、災害時にスマホでやるべき4つのことについて分かりやすくご説明します。

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LINE・Face book・Twitterは目的に合わせて使い分ける

パソコンを持っていない人でも、スマホは持っている。そして、スマホを持っていればLINEやFace book、TwitterなどのSNSを使っていない人はほとんどいません。そして、災害時にはそれらのSNSを使い分けることが肝心です。
まずLINE。これは、家族や友達など、ごく親しい人への安否確認に最適です。LINEに登録しているのは大抵、家族や親しい友人ですよね。そして災害時にはまず安否を確認したい相手であり、LINEならばメッセージに返事がなくとも既読さえつけば、取りあえず無事である事が分かります。そもそもLINEの「既読機能」が生まれたのは、東日本大震災がきっかけといいますから、災害時の安否確認にLINEはうってつけという訳です。
つぎに、Face book。本名などの個人情報を登録する必要のあるFace bookで繋がっているのは、会社関係や取引先などの仕事相手が多い。ですからFace bookで自分の状況や避難場所を発信すれば、仕事相手に無事を知らせる事ができます。
そしてTwitterは、情報収集や拡散に使いましょう。テレビやラジオで情報収集も出来ますが、より生の情報を得たいなら、被災地域の人が発信している情報が一番です。筆者も東日本大震災や熊本の地震時に「ぞうきんが不足しています。○○あてに送ってください」や「粉ミルクが足りません」といったTwitterの銃砲拡散に協力しました。ただ、簡単に発信できるTwitterはデマや勘違いも多々ありますから、フェイクニュースの発信者にならないよう、情報をしっかり見極めましょう。

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シニア世代は伝言ダイヤルや伝言板を活用すべし

さて。「スマホでSNSを活用すれば、災害時に役立つのは分かったけど、親はともかくおばあちゃんには難しいと思うんだけど?」そんな不安を抱える方もいる事でしょう。そこで提案。SNSの苦手なシニア世代は、「災害用伝言ダイヤル(171)」を使いましょう。災害用伝言ダイヤルとは、大災害時などに設置され特別番号。171とダイヤルすれば、音声メッセージを録音・再生できます。ネットの掲示板にも同じサービスがありますから、電話がかかりづらい時も使えます。
また、災害時には携帯電話各社も伝言板サービスを開設します。いざという時に備えて、各社が提供するアプリはスマホを買った時にダウンロードをしておきましょう。操作が苦手なシニア世代には、お子さんやお孫さんが手伝ってあげればいいですね。
そして、もひとつ。SNSが苦手なシニア世代がやりがちなのですが、災害時には電話を出来るだけ控えるようにしましょう。大規模災害が起きれば、一刻も安否を確認しようと大勢の人が一斉に電話をして、回線がパンクしてしまいます。筆者も阪神淡路大震災で経験しましたが、被災地内では繋がりやすいのですが、被災地外からかかってくる電話はほとんどつながらず、ほとんどの人がつながるまで繰り返し電話をかけ直すことで、パンク状態は長引いてしまいます。
そんな状態を避けるためにも有効なのが、音声電話よりデータ量の少ないSNSの文字メッセージやメール。災害時の安否確認は電話ではなく、伝言板やSNSなどのデータ通信を活用しましょう。

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電池の消耗はできるだけ抑える

災害時は電気が止まる事もあります。そして、災害時に大変役立つスマホも、電池が切れれば使えません。ですから、災害時の電池の消耗はできるだけ抑えるように設定を変えましょう。
まず、電池をもっとも消費するディスプレイの設定。輝度を落とし、画面の自動オフ時間を短くすれば電池の消耗を抑えられます。また、電波を探すために電池は消費されますから、電波状態が悪い場所では通信機能をオフにする、「機内モード」にしてしまうのもアリです。このモードにすれば、Wi-FiやBluetoothなどの設定もオフになりますから、その電池消費も抑えられます。
また、iPhoneやAndroidのほとんどに、電池の消費を抑える機能が搭載されています。自分がいま使っているスマホにそういった機能が搭載されているかどうかを確認し、もし搭載されていたら設定方法を万一に備えてチェックしておきましょう。
そんな風にできるだけ電池の消耗を抑えたとしても、使っていれば、また停電が続けば、いつかは切れます。ですから、モバイルバッテリーを用意し、災害持ち出し袋などに入れておきましょう。最近は小さくて大容量のバッテリーもありますから、いつものカバンに入れておいても邪魔になりません。
その他、懐中電灯やラジオと一緒になった「手回し発電機」や、スマホを直接充電できる小型の太陽光パネルのような防災グッツもありますから、いくつか組み合わせて災害に備える事をオススメします。

まとめ見出し:日頃から意識しよう!
災害時にも慌てない、スマホでやるべき4つの事をご紹介しましたが、いかがでしたか?
災害は、忘れたころにやってくる。日頃から備えるべき事を意識しておけば、いざという時に途方にくれずに済みます。今回ご紹介した情報が、少しでもあなたのお役にたてば、嬉しいです。

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