防水機能がついていても故障…スマホの取り扱いに注意

最新のスマホ機種を見てみると、防水機能のついているものも結構あります。しかしだからといって水没させてしまうと故障してしまいますから、取り扱いには依然注意が必要です。

防水の水濡れ修理案件は多い

近年のスマホを見てみると、防水機能のものがたくさんあります。コマーシャルなどを見てみると、手垢の汚れを水洗いできるような端末も出てきています。このような映像を見ると、「どんなに濡れても故障はしない」と思ってしまうかもしれません。しかし携帯ショップの店員に話を聞くと、水濡れの修理案件で防水機能付きの機種が非常に多いといいます。なぜこのようなことが起きるのか、その理由はふたです。
皆さんのスマホを見てもらえばお分かりでしょうが、ふたがついているはずです。例えば充電するためのUSBのジャック部分やイヤホンの取り付け口などです。普段この部分をしっかりふたできていればいいのですが、中には閉めていない、閉めていてもフックが不十分なケースも少なからず見られます。するとこの部分から本体内部にどんどん水が侵入してしまって、故障してしまうのです。「防水機能がついているから大丈夫」という思い込みが油断につながって、このような不具合を招きます。そのほかには長年同じ端末を使い続けていると、ふたのゴムパッキンが劣化することもあります。その結果、きちんと閉めたつもりでも隙間ができて、そこから水濡れが起きてしまうというパターンも考えられます。パッキンのゴムはどうしても経年劣化してしまいます。使い方によって若干個人差があるものの、大体2年も使い続けたら新しいものと交換するのが無難でしょう。

お風呂場で使用するのは危険

防水スマホを使っている人の中には、湯船につかっているときに端末を持ち込む方もいるでしょう。「防水だから大丈夫」と思っているかもしれませんが、これは実に危険です。防水といわれている機種を見てみると、「真水もしくは水道水」に対する耐性です。ですから例えば湯船の場合、石鹸やシャンプーなどの混ざった水もあるでしょう。このような真水ではないお水が端末内部に入ると故障する恐れがあります。また湯船に入っているときに滑ってスマホをお湯の中に沈めてしまうという方もいるかもしれません。これも防水機能を超えた浸水になる可能性があり、壊れるリスクも高まります。防水機能について、過信すると思わぬ落とし穴にはまってしまう恐れがあります。
あくまでも濡れた手で端末を触ってしまった、とか水しぶきがかかってしまった程度であればすぐには故障しないという意味です。水没のようなひどい浸水被害が発生した場合には故障する可能性があります。また真水ということを考えると、塩分の含まれた海水にかけるのもトラブるリスクが高いです。海水浴に訪れた際にスマホで動画や写真撮影をしている人も多く見られます。この時海水から十分離れたところで使用するように心がけましょう。

水没させてしまった際の応急処置は?

もしうっかり防水スマートフォンを水没させてしまった場合には、応急処置を講じましょう。迅速に適切なケアができるかどうかで、その後のスマートフォーンの状態にも大きな差のできる可能性があるからです。

動くのであれば電源はオフにすること

水没させてしまったのであれば、端末がきちんと機能するかどうか確認することです。もし問題なく動作するようであれば、何よりも電源をオフにすることです。もし電源を入れっぱなしにしてしまうと、電気と水が接触することで回路がショートしてしまう恐れがあるからです。回線がショートしてしまうと、画面がうんともすんとも言わなくなって、携帯ショップで修理に持ち込まないといけなくなります。すぐに電源を切るように覚えておきましょう。

まずは水気を取り除くこと

スマホが水没した、ずぶぬれになってしまったのであれば、本体に付着している水気をきることが先決です。乾いたタオルもしくはティッシュペーパーなどでできるだけ、水分をふき取りましょう。この時本体への水の侵入を防ぐことが何よりも重要です。そこでUSBの端子のふたは外さないこと、外れかけているのであれば、周辺を拭いた後でしっかり閉めるように心がけましょう。もし二の隙間に水分が入り込んでしまっているようであれば、ふたの部分を下にして外します。そして落ちてきた水滴を綿棒に含ませるといいでしょう。この時下にせずにふたをうっかり開けるとかえって本体の奥深くに水分が進んでしまう恐れがあるからです。

乾燥させること

水気をある程度切ったのであれば、あとは乾燥させましょう。この時基本は自然乾燥で乾くのを待つことです。慌てていると「ドライヤーを使えばすぐに乾くこともあるかもしれない」と思うかもしれません。しかしドライヤーは絶対に使用しないことです。本体に温風を当てると変形などを起こして、本格的な機能不全を起こす恐れもあります。スピーカーやマイクのような綿棒などでふぃき取れない場所だと不安かもしれませんが、自然乾燥で時間をかけて乾かすことです。
このような応急処置をして、スマホに不具合の発生した場合には携帯ショップに持っていきましょう。そして症状を確認してもらって、修理するなり機種変更するなり対処しましょう。

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